個人的にカラーは一番好きな設定でほとんどのブラシに使っています。
カラーの設定をせずにペイントすると均質な塗りになりますが、カラーの設定をすることで色ムラを加えることができ、複雑で面白い表現が可能になります。
例えばシェイプでサイズのジッターを上げて、カラーの色相のジッターを少し入れて、不透明度を下げるだけでこんなにきれいなブラシになります。
■描画色・背景色のジッター
描画色の描点に背景色を混入させる度合いの設定です。
値が大きくなるほど背景色が混入する度合いが増えます。
■描画色・背景色のコントロール
描画色の描点に背景色を混入させる度合いを何によってコントロールするかの設定です。
筆圧の場合、筆圧が弱ければ背景色が優先され筆圧が強ければ描画色が優先されます。
■色相・彩度・明るさのジッター
色の3要素である色相・彩度・明度をランダムに変化させる量の設定です。
色相のジッターと散布の設定を組み合わせるとすぐにきれいなブラシができます。
■HSB
色の彩度の増減の設定。
-100%で無彩色に、100%で彩度が一番高くなります。
僕はほとんど使わないです。
[...] デジタルでその表情を出すにはPhotoshopではブラシでカラーのジッターを設定します。 また、カラーのジッターがないペインティングソフトでは、色々な色をランダムに塗った別レイヤーを作り、描画モードをオーバーレイにして重ねてやります。強さはレイヤーの不透明度で調整します。 [...]