前回のシェイプの続きです。
■角度のジッター
描点毎の回転角度のランダムな変化量の設定です。
円形のシェイプでは変化がありません。方向性のあるシェイプに有効です。
■角度のコントロール
描点の回転角度を何によって制御するかの設定で、オフか進行方向が使いやすいです。
進行方向にすると描く方向にあわせて角度が変化します。
一定方向は描き始めの方向で回転角度を決定してブラシストロークの終わりまで描きます。
回転はそれに対応しているマーカータイプのタブレットペンが必要になります。
マーカータイプはペン先が長方形になっていてペンの回転角度を検知することができます。
描いている途中でもペンの角度を変えると、それに合わせて描点の回転角度も変わります。
方向性のあるシェイプにはこのマーカータイプのペンを使って、コントロールを回転に設定してやると使いやすいです。
■真円率のジッター
これも他のジッターと同様に描点毎の真円率のランダムな変化量の設定です。
■真円率のコントロール
描点の真円率を何によって制御するかの設定です。
真円率を意識的にコントロールすることがないので、あまり使った事がありません。ジッターの方がよく使います。
■最小の真円率
最小のサイズと同様に、真円率をどこまで小さくするかの設定です。
基準となるシェイプに対して何%の真円率にするかを入力します。
■左右に反転のジッター/上下に反転のジッター
オンにするとランダムに左右反転や上下反転します。角度のジッターに組み合わせるとさらに効果が上がります。
方向性のあるシェイプで地模様を作ったりするのに便利です。
[...] 角度のコントロールは通常のペンを使うときには進行方向に、回転角度を検出するペンでは回転にしています。 [...]