‘質感’ カテゴリーのアーカイブ

鏡面金属の描き方-3

2009 年 12 月 9 日 水曜日

金属の表面を髪の毛のように細い一定方向の溝をつけた仕上げのことをヘアライン処理といいます。
このヘアライン処理をすることによって細かいキズが目立たなくなるので工業製品によくほどこしてあります。

このヘアライン処理をした金属でも基本的にはモチーフの置かれた環境が写りこみます。ですがヘアラインの溝の方向とは直角方向に写りこみが流れるため写りこみが不明瞭になります。

■横方向のヘアライン

横方向のヘアライン

横方向のヘアライン

縦方向に写り込みが流れる

写り込みが縦方向に流れる

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鏡面金属の描き方-2

2009 年 12 月 1 日 火曜日

前回の続きです。

モチーフの置かれた場所にもよりますが、通常環境には光源(非常に明るい箇所)から光の届かない影(非常に暗い箇所)まで存在します。
曲面の鏡面金属では、それらの環境が狭い範囲に写りこむためコントラストが非常に高くなります

ソケットレンチ

ソケットレンチ

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鏡面金属の描き方-1

2009 年 11 月 28 日 土曜日

先日個展のときに「ガラスや金属の質感がきれいに表現されていますが、どうやって描いているのですか?」という質問がたくさんあったので、今回は鏡面金属の描き方を説明します。

描き方というよりも「なぜ鏡面の金属はそうゆうふうに見えるか」の説明なので、デジタル画材だけでなく透明水彩や鉛筆デッサンにも応用できます。

こちらの絵はM.C.エッシャーの「Three Spheres II」に習ってPhotoshopでデッサンしたものです。(エッシャーのオリジナル画像はこちら。公式サイトはこちら。)

M.C.エッシャー「Three Spheres II」に習ってデッサン

M.C.エッシャー「Three Spheres II」に習ってデッサン

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